
以前、「Power Automateをつかって脱PPAP」で、Power Automateを使った脱PPAPを紹介しました。今回は、ユーザーがより使いやすいようにPower Appアプリで実装する方法を紹介します
PPAPとは
取引先などにファイルを共有する際、パスワード付きZIPファイルを送信し、別のメールでパスワードを送信するといった流れを一度は経験したことがあると思います。この一連の手順を「PPAP」と呼びます。
- P:パスワード付きZIP暗号化ファイルを送ります
- P:パスワードを送ります
- A:暗号化
- P:プロトコル
Power Appsでアプリ化
「Power Automateをつかって脱PPAP」では、脱PPAPの手段として、Power Automateでファイルを共有する方法を紹介しました。しかし、以下のような課題がありました。
- ファイル共有時に毎回フローの変数を変更、保存してから実行する必要がある
- 詳細な共有履歴を確認できない
そこで、これらの課題を解消するために、Power Appsでファイル共有アプリを作成する方法を紹介します。
下記の3部構成でご紹介します。今回は第1回目です。
- 第1回:Power Appsをつかって脱PPAPアプリ作成① ~Power Automate編~
- 第2回:Power Appsをつかって脱PPAPアプリ作成② ~Power Apps編~
- 第3回:Power Appsをつかって脱PPAPアプリ作成③ ~実装編~
事前準備
Power AutomateはMicrosoft 365のライセンスを所持していれば利用できます。
必要なものを準備します。

リストは以下のとおり設定します。項目名は適宜変更してください。
No. | 項目 | 内部名 | 種類 | 必須 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | サイトのアドレス | siteUrl | 1行テキスト | 〇 | |
2 | ライブラリ名 | libraryName | 1行テキスト | 〇 | |
3 | ファイル名 | fileName | 1行テキスト | 〇 | |
4 | 権限 | role | 選択肢 | 〇 | 選択肢:閲覧、編集 |
5 | URL | Url | ハイパーリンクまたは画像 | ||
6 | 通知 | Notification | はい/いいえ | ||
7 | 共有先アドレス | mailAddress | 1行テキスト | 〇 | |
8 | メッセージ | message | 複数行テキスト | ||
9 | 登録日時 | Created | 日付と時刻 |
詳細な手順や設定方法については、Qiitaの記事をご覧ください。