
前回は、「Power Appsをつかって脱PPAPアプリ作成① ~Power Automate編~」で、Power Automateで脱PPAPのフローを作成しました。
今回の第2回では、連携するアプリをPower Appsで作成する手順を紹介します。
PPAPとは
取引先などにファイルを共有する際、パスワード付きZIPファイルを送信し、別のメールでパスワードを送信するといった流れを一度は経験したことがあると思います。この一連の手順を「PPAP」と呼びます。
- P:パスワード付きZIP暗号化ファイルを送ります
- P:パスワードを送ります
- A:暗号化
- P:プロトコル
Power Appsでアプリ化
「Power Automateをつかって脱PPAP」では、 脱PPAPの手段として、Power Automateでファイルを共有する方法を紹介しました。
しかし、以下のような課題があります。
- ファイル共有時に毎回フローの変数を変更、保存してから実行する必要がある
- 詳細な共有履歴が確認できない
今回は、上記の課題を解消するために、ファイル共有を自動化するアプリをPower Appsで作成する方法をご紹介します。
Power Appsアプリの全体像
今回Power Appsで作成するアプリの画面イメージです。計3画面作成します。



それではPower Appsでアプリを作成していきましょう。
詳細な手順や設定方法については、Qiitaの記事をご覧ください。