Power BIでレポートを作り始めたとき、「とりあえずデータを読み込んで可視化してみたものの、思ったように集計できない」「レポートが重い」「後から修正が大変」と感じたことはないでしょうか。 実は、こうした悩みの多くはデータ変換の設計が原因で起こります。 Power BIでは、レポート作成やDAXよりも前段階にあるデータ変換が非常に重要です。どのような構造(概念)でデータを持たせるのか、データ型は正しく設定されているか、列をどこで・どのように作成/変換するのか――これらを理解しているかどうかで、レポートのパフォーマンスや保守性は大きく変わります。 本記事では、Power BIを使う上で押さえておきたいデータ変換の基礎知識として、
① 概念(スタースキーマ)
② データ型
③ 列の作成・変換
の3つのポイントを中心に解説します。これからPower BIを学ぶ方や、自己流で使ってきた方が「なぜそうするのか」を理解するための土台として、ぜひ参考にしてください。
目次
1. 概念(スタースキーマ)
2. データ型
3. 列の追加
4. 値の置換
5. まとめ
1.概念 (スタースキーマ)
スタースキーマとはデータモデリングにおける一種のデータ構造を指し、「事実データ」と「分析の切り口となるデータ」を分けて整理する考え方です。 図1のように、中心に集計対象となるデータを置き、その周りに「日付」「商品」「顧客」などの分析の切り口となるデータを配置する形が、星(スター)のように見えるため、この名前が付いています。

図1 スタースキーマ概念図
スタースキーマは主に2種類のテーブルで構成されます。
解説の続きは、Qiitaの記事をご覧ください。









