先日9月5日に、株式会社テンダ主催「働き方改革実践セミナー」を開催いたしました。
開催内容の詳細は、昨日公開した記事もしくは弊社サービス「Dojo」のサイトをご覧ください。
【開催報告】9/5 「働き方改革実践セミナー」を大盛況のうちに開催終了いたしました
この中で、第1部の Microsoft Teams についてMS Techチームが登壇しました。
タイトル
「 Microsoft Teams を活用したコミュニケーションの改善」
サブタイトル
「 Microsoft Teams で業務課題を解決!」
Slack の登場でビジネスコミュニケーションの状況が徐々に変わりつつある昨今、 Microsoft 社も後発組ではありますが満を持して Microsoft Teams をデビューさせました。また、最近では無償版をリリースした事もあり、非常に話題性の高いサービスで皆様の関心度も非常に高く、2部構成のセミナーとはいえ、定員を90名に増席し満員御礼となりました。
デモを多めに
第1回の Microsoft Flow のセミナーでも、やはりデモが大変好評でした。クラウドサービスだからこそネットワークさえあれば簡単にデモができ、参加者様も楽しんで参加できると確信し、今回もデモを多めに用意しました。
まずは、もはや Office365 関係の勉強会やセミナーでは恒例?になりつつある、 Office365 のサービスのみでおこなうリアルタイムアンケートを本セミナーでも実施しました( Microsoft Forms 、 Microsoft Flow 、Power BI を使用)。
特に Microsoft Teams については他社の導入状況などが気になるところです。そこで、せっかく90名近い参加者様がいるのですから、会場全体の傾向をその場で可視化できるのは興味深いと思いますし、参加者様の一体感が生まれます。
ビジネスチャットと Microsoft Teams
次に、メールでのコミュニケーションの実態からメールの課題点を挙げました。ビジネスチャットでコミュニケーションを図るとどのように課題点を解消できるか、また、ビジネスチャット導入についての障壁・課題点などを挙げていきました。
また、 Office365 の中の Microsoft Teams の位置付けや、他のコラボレーションアプリとの使い分け、特に Yammer と Microsoft Teams の使い分けや棲み分けについての考え方を、少し変わった形で説明しました。考え方として非常にイメージしやすかったとの感想をいただきました。
Microsoft Teams はただのビジネスチャットではない
ビジネスチャットのサービスは多々ありますが、 Microsoft Teams の強みは Office365 のライセンスがあれば追加費用なく有償版の機能を利用できるだけではありません。
Office365 の様々なサービスのみならず、そのほかのサービスも含めた豊富なサービスのコネクタが用意され、それらを連携し統合して利用できるワークスペースハブとして真価を発揮するサービスであると考えます。では、それらをどのように組み合わせる事で業務課題を解決できるのか?を題材とし、実際の課題を想定した Microsoft Teams の利用シーンを想定し、多くのデモを用意して紹介しました。
回デモを作成するにあたり意識した事の一つに「ノンコーディング」があります。デモを行った際に「結局難しい事しないと実現できないのか…」と思われてしまったら利活用促進の妨げになると考え(一部 Microsoft Azure の機能を利用するなど Office365 のみでは実現できない部分もありましたが)、デモのすべてをコーディングなしで実現させています。
「高度なスキルセットがなくてもアイデア次第で業務効率化が図れ、ユーザー主体での働き方改革が可能である。」そんなポテンシャルを秘めているのが Microsoft Teams をはじめとする Office365 なのではないかと確信しています。
Office365 導入時の注意点も
ユーザーの利活用促進という点、セキュリティ、設定などの観点から注意点も紹介しました。特に導入を主導するIT部門や利用促進部門の方々にとっては頭を悩ます問題も多々あるのかなと感じています。実際に「そこが障壁となり導入には後ろ向き」とおっしゃる参加者様もいました。
このような流れでOffice365 セミナーを進めましたが、大変ご好評をいただきました。今回日程的に参加できなかった方々からも次回開催のご要望もあり、今後同じタイトルで日を改めて開催する事も検討しています。
是非Microsoft Teams のポテンシャルを実感していただき、導入に向けて前向きに検討いただきたいと思います。また、導入したけれど利活用が思うように進んでいないとお悩みの方々に対しても是非お手伝いさせていただきたいと思い、テンダでは関連したサービスを用意していますので、お気軽にお問い合わせください。