Power Automate Desktopで、指定した情報だけをWebサイト上から抽出したい

本記事では、Power Automate Desktopを活用するときに、よくある質問と回答を紹介します。

質問:Web上から指定した情報だけを抽出したい

ブラウザーでWebサイトを開いた際に、毎日変動する情報の中から、特定のものだけを抽出するにはどのようにすればよいでしょうか?指定した要素の値のみを取得すると翌日には値が変わっており、エラーが発生します。

回答:取得した情報から必要な情報を検索し、式を用いて値を抽出します。

Webサイトより取得したデータを検索し、指定した情報だけを抽出する方法をご紹介します。
データを取得する際には、例えば天気予報や株価など、特定の要素が時間や日によって変動することを考慮する必要があります。
今回は気象庁のサイトの全国の天気予報(https://www.jma.go.jp/bosai/forecast/)から、指定した地点の明日の天気と最低/最高気温を抽出します。

【手順】
1. フローを作成し、アクション「ブラウザー自動化」からWebブラウザーの起動を選択します。
今回はMicrosoft Edge(以下Edge)を使用するため「新しい Microsoft Edge を起動」を選択し、フローにドラッグアンドドロップします。

2. アクションの設定画面が表示されるので、初期URLに気象庁のサイト「https://www.jma.go.jp/bosai/forecast/」を設定し、[保存]ボタンをクリックします。他の設定項目はデフォルトのままとします。

【保存後のフロー】

3. 次にデータを抽出します。アクション「ブラウザー自動化」>「Web データ抽出」から「Web ページからデータを抽出する」を選択し、フローにドラッグアンドドロップします。


詳細な手順や設定方法については、Qiitaの記事をご覧ください。