前回の記事では、ChatGPTは文字数のカウントが苦手という課題を紹介しました。
本記事では、その弱点が OpenAIの最新oシリーズモデル「OpenAI o3-pro」 を使ったら改善されるのかを検証してみました。

前回の記事はコチラ ↓

ChatGPTで文字数指定が守れない理由と対処法を解説

※使用ツール：ChatGPT（GPT-4o、o3-proモデル）
※本記事の内容は、2025/6/17時点の仕様です。

「o3-pro」とは

o3-pro は、OpenAIが提供する「oシリーズ」の最新版です。
この「oシリーズ」は、複雑な推論を得意とし、応答の前により長く「考える」時間を取る設計のため、プログラミングや科学・数学などの高度な問題解決を必要とする分野に特化しています。深い思考を必要とする課題であれば GPT-4o より適切な回答を導きやすいのが特徴です。

検証方法

「GPT-4o」と「o3-pro」を使った場合でどのように違いが出るのか、比較検証してみました。以下のように、文字数だけを指定したプロンプト で比較をしてみます。

プロンプト例

織田信長について　# 文字数　で説明してください。
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・テキストのみで直接出力してください。
・マークダウンにはしないでください
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# 文字数
・下限：400文字
・上限：500文字

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詳細な手順や設定方法については、Qiitaの記事をご覧ください。

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