Notes文書データ抽出ツールに関するよくある質問まとめ

株式会社テンダは、Notes/Dominoからのデータ移行を支援する「Notes文書データ抽出ツール」の提供を2024年2月1日より開始いたしました。
今回は「Notes文書データ抽出ツール」に関する、購入検討時、購入後によくある質問と解答をご紹介します。

ツール購入検討時の質問

Q. ツールを利用する上で、Dominoのバージョンには制限はありますか?

A. Notesクライアント上で動作するものなので、Dominoバージョンに制限はありません。

 

Q. ツールを複数人で利用することは可能ですか?

A. ツールをコピーして、複数人で同時利用いただくことは、問題ありません。 ただし、コピーしたツールの利用が可能な場所は、1企業のネットワーク内に限らせていただきます。

 

Q. 購入前にツールを試用することは可能でしょうか?

A.はい、試用版ツールを用意しておりますので、そちらでお試しいただくことが可能です。
 ただし、試用版ツールには以下の制限事項がございます。
●試用版ツールの制限事項
抽出可能なデータ件数は、抽出元Notesアプリケーションの1フォーム当たり20件までとなります。
 ※画面操作、ログ出力につきましては、製品版と同等となります。
  試用版ツールにて抽出時にエラーが発生した場合、サポートの対象外とさせていただきます。

 

Q. ビューにない項目も、抽出可能ですか?

A. はい、抽出可能です。(標準で、フォームに含まれるすべての項目の値を抽出します)

 

Q. ツール実行時に生成されるCSVファイルは、どの単位で生成されますか?

A. データ抽出元のデータベース(nsfファイル)に含まれるフォーム毎に生成されます。

 

Q. このツールで抽出できない要素は何ですか?

A. Notesオブジェクト(ボタンコントロール、ビューなど)、OLEオブジェクト(Excel、Wordなどの埋め込みデータ)は抽出不可となります。

 

Q. データ抽出にかかる時間の目安はありますか?

A. 抽出対象を「すべて(CSV・添付ファイル・リッチテキスト)」とした場合、1時間あたりの抽出件数は約1,850文書となります。
 抽出対象を「CSV」とした場合、1時間あたりの抽出件数は約50,400文書となります。
※動作するPCのスペックにより差異は発生します。

 

Q. ツールを利用するうえで事前に必要となるソフトウェアは何ですか?

A. ツールを利用するにあたり、必要となるソフトウェアは以下の通りです。
・Notesクライアント(7~11/Basic版)
・Microsoft Officeあるいは Microsoft 365 Apps

 

Q. Notesデータベースに含まれる入力フォームレイアウトは抽出可能でしょうか?

A. いいえ、Notesデータベースに含まれる入力フォームレイアウトは抽出不可となります。

ツールを購入されたお客様からの質問

Q. サーバー上で稼働中のデータベースを抽出元として選択可能ですか?

A. サーバー上で稼働中のデータベースを選択した場合、文書の編集とデータ抽出がバッティングし、抽出エラーの原因になることが想定されます。
上記の理由から、データベースをローカルにコピーの上、コピーしたデータベースを選択することを推奨いたします。

 

Q. ツールの製品版は利用人数分の購入が必要ですか?

A. いいえ、企業単位のライセンスとなりますので、1ライセンスを購入いただければ、それを複数名でご利用いただいても問題ありません。

 

Q. CSVファイルに抽出される項目は何ですか?

A. 文書に登録されている全てのフィールド値、フォーム名、文書ID(返答文書は親文書IDも)、作成者・作成日時・最終更新者・最終更新日となります。
 ・プルダウンなどで選択肢に値と表示名を持っているようなフィールドは、値を抽出します。
 ・リッチテキストフィールドは、文字列のみを抽出します。
 ・文書に紐づくフォームに存在しない(以前は存在していたが、後から削除した)フィールドの値も文字列のみを抽出します。

 

Q. CSVファイルに抽出される項目を指定して、カスタマイズすることは可能ですか?

A. はい、カスタマイズ要件(CSVフォーマット等)をいただければ、抽出される項目をカスタマイズすることは可能です。(有償になります)
 例)添付ファイル名を抽出されるCSVファイルに含めるカスタマイズ

 

Q. ツールで抽出する前に、抽出のためのビューを作る必要はありますか?

A. いいえ、ビューの作成は不要です。

まとめ

今回はNotes文書データ抽出ツールに関する、購入検討時、購入後によくある質問を紹介しました。以下の記事も併せて、参考情報として活用していただければ幸いです。

関連サイト

Notes文書データ抽出ツールの概要| MSTech | 株式会社テンダ

Notes文書データ抽出ツールの使い方と活用法| MSTech | 株式会社テンダ