Microsoft 365に関するセキュリティ強化、コンプライアンス強化のブログの連載第3弾
本連載はバラクーダネットワークスジャパン株式会社と株式会社テンダのコラボにより月次配信を行っています。
今回は、2023年11月に開催されたMicrosoft社イベントでのバックアップに関する発表内容、ISO27002の変更内容をご紹介します。
Microsoft Ignite 2023
2023年 11月14日~11月17日に Microsoft Ignite 2023が開催されました。Copilotの話題が中心でしたが、前回に続き、Microsoft365 Backupのアップデートがありました。
Microsoft社がバックアップ機能を提供予定
OneDrive for Business、SharePoint Online、Exchangeのデータをバックアップ機能が Microsoft365向けの高価なプレミアムアドオンとして提供されるようです。
弊社 Barracudaを含め多くのバックアップベンダーは既に APIを通じて Microsoft365のバックアップソリューションを提供しています。
このニュースのポイントは、製品の機能や価格ではなく、Microsoft 365を提供する、Microsoft社自身が Microsoft 365のバックアップサービスをリリースしたことにあります。
Microsfot 365のバックアップが不要であると考えているお客様はまだまだ多いのですが、Microsoft社自身がバックアップオプションを用意したことから Microsoft 365のバックアップは必要だとサービス提供側が伝えていることに他なりません。
ISO27001:2022でクラウドバックアップが必須に
話題は変わりますが、既にISMSの認証を受けている企業で、2022年の 10月にISO27002の内容が見直され、それに伴いISO27001の改訂が行われました。(https://isms.jp/topics/news/20230227.html)
ISO27001の改定は管理策の変更に合わせた改訂が実施されています。そこで、ISO27001:2013からISO27001:2022への移行を検討されている企業も多くいらっしゃるかと思います。ISO27001:2013の認証終了が 2025年10月31日ですので、まだ時間はありますが、ここで問題となってくるのは、クラウドサービスにおいてもセキュリティを保った方法でバックアップを管理する必要が謳われている点です。
つまり、Microsoft 365に移行した場合、何らかの方法でセキュリティの高いバックアップをする必要があるということになります。
まとめ
Microsoft社の発表、ISO27001:2022の2つからMicrosoft 365のバックアップ取得は必須であると言って間違いないでしょう。
是非 Barracuda Cloud-to-Cloud Backupをご検討ください。
Microsoft 365の割り当て済みライセンス数と同数をご契約いただければ、ご契約いただいている期間中、期間無制限かつ容量無制限で OneDrive for Business、SharePoint Online、Exchange、Teamsのバックアップサービスをご提供いたします。完全な SaaSとなりますので、ハードウェア・ソフトウェアの準備不要、セットアップも Microsoft365への接続許可を実施いただくだけでわずか 5分で完了いたします。
実際にお試しいただくことも可能です。お気軽にCONTACTからご連絡お願いいたします。
関連URL
・バックアップとアーカイブ(Barracuda)
https://mssp.tenda.co.jp/office365/barracuda/
・バックアップとアーカイブ(Barracuda)の資料のダウンロード
https://mssp.tenda.co.jp/download/?servicename=バックアップとアーカイブ(Barracuda)
・「Microsoft 365」の記事一覧 https://mssp.tenda.co.jp/blog/office365
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