株式会社テンダではメール移行ツール(Notes to Exchange)を販売しています。
メール移行ツールの購入を検討されているお客様や、実際に購入されたお客様よりいただいたお問い合わせの中から「よくある質問」をピックアップしてご紹介いたします。
ツールの購入検討時の質問
Q. 親会社でも試用ライセンスでのお試しが可能ですか?
A. 親会社様でも、試用ライセンスをご利用いただくことは可能です。
Q. 子会社でライセンス購入している場合、親会社がグループ会社ライセンスで利用することは可能ですか?
A. 子会社様がご導入されている場合、親会社様はグループ企業ライセンスでのご導入が可能です。
ただし、Exchangeオプションや追加のサポートが必要な場合は、追加でご購入いただく必要があります。
Q. Notes/Exchange移行ツールは、「メール移行」と「スケジュール移行」でツールが分かれていますか?
A. はい、別製品となっております。
メールとスケジュール両方の移行が必要な場合は、下記2製品のご購入が必要です。
- メールデータ移行ツール
- スケジュールデータ移行ツール
Q. 見積依頼をする上で、共有する必要がある情報を知りたい
A. メール移行ツールの見積依頼の場合、必要な情報は以下の通りです。
- エンドユーザー様の企業名、ユーザー数
- (グループ企業様でも利用する場合)グループ企業名、(企業ごと)ユーザー数
- Notesクライアントバージョン
- Outlookクライアント利用状況(導入済み・導入予定・なし(Webで利用))
- ツールのご利用開始時期(納期)
- 移行期間
- 試用ライセンスで検証済みかどうか
移行作業の代行も併せて見積依頼する場合、以下の情報も必要となります。
- メールボックス数
- 1メールボックスあたりのデータ容量(平均 および 最大)
- 移行先(PST あるいは Exchange)
- 作業端末の台数
※Microsoft 365の導入、メールシステムの切り替え作業および移行作業端末の準備は、お客様(あるいはベンダー様)にて実施いただく前提となります。
(弊社は、メールシステムの切り替え後に、メールデータの移行のみを行います。)
Q. 納品物一式の内容を知りたい
A. 納品物は、以下の通りです。
- メール移行ツール本体
- マニュアル(PDFおよびWord形式)
- 製品版ライセンスキーファイル
Q. 納品後のサポート開始日を決めることは可能ですか?
A. 納品日から3か月以内であれば、エンドユーザー様にてサポート開始日のご指定が可能です。
納品日までにエンドユーザー様から開始日のご指定がない場合、納品日の翌営業日からサポート期間が開始します。
Q.各利用者からサポート窓口に直接問い合わせることは可能ですか?
A. お問い合わせいただけるのはご担当者様のみとなります。
サポート窓口にお問い合わせいただく際は、利用者様からのお問い合わせをご担当者様に集約していただき、ご担当者様よりお問い合わせしていただく必要がございます。
ツールを購入されたお客様からの質問
Q. 適正な変換容量、件数などの上限を知りたい
A. 1ファイル当たり3~5GBに収まるようにしてください。
5GB以上あるメールDBは、あらかじめ通知・DM等の不要なメールを削除し、1ファイル当たり3~5GBずつになるように分割(アーカイブ)する必要があります。
※メールDBをPSTに変換した場合、元のファイルの4~6倍に容量が増加します。
※メールを分割(アーカイブ)したうえで、分割した個々のDBをツールで変換すると、変換速度の遅延も改善されると考えられます。
Q. NotesからExchangeへ移行する際のパフォーマンスの目安を知りたい
A. Notes to Exchange版のメール移行ツールを利用してExchange Online に移行した場合のパフォーマンス目安は以下の通りです。
1.インターネット回線を使用した場合: 1時間あたり 2,000件
2.専用線(Express Route)を使用した場合: 1時間あたり 3,000件
※マシンスペックやネットワーク負荷状況によって、パフォーマンスに差が発生します。
Q.送受信のメールおよび添付ファイルをPSTファイルへ変換し、Outlookに移行することは可能ですか?
A. はい、可能です。
Q. Notesサーバーを起動しているサーバー内で、メール移行ツールを起動させることは可能ですか?
A. はい、可能です。
サーバーマシンにNotesクライアントがインストールされていることが条件です。
Q.Notesから移行する場合の1DB(10GB)あたりの移行時間を知りたい
A. Notes to PST版を利用した場合、10~20時間程度かかります。
※DBサイズ/データ件数を1GB/1万件とした場合、1~2時間程度かかります。
※マシンスペックにより、処理時間に差異が発生します。
Q.複数のNSFファイルをまとめてPST変換することは可能ですか?
A. はい、可能です。
メール移行ツールの仕様上、1回の処理で変換することができるnsfファイル数は、最大32ファイルとなります。
Q. Eメールアドレス変換用CSVへのデータ登録の有無による変換結果を知りたい
A.下記の通りです。
- データが登録されている場合:PSTファイルに変換した際、メールの宛先・差出人に設定されるNotesアドレスがEメールアドレスに変換される
- データが登録されていない場合:メールの宛先・差出人はNotesアドレスのままとなる
Q. NotesアーカイブのOutlook移行は可能ですか?
A. メール移行ツールを使用してPSTに変換した後、Outlookへの移行が可能です。
Q.ツール起動画面で入力する「Notesログインパスワード」は何のパスワードですか?
Notesサーバー保管されているNSFファイルを変換する場合、各ユーザーのパスワードを確認する必要がありますか?
A. Notesログインパスワードは、Notesクライアントにログインする際のユーザーのパスワードです。
NSFファイルに対する管理者権限を持っていれば、自分以外のNSFファイルのデータの移行も可能です。(そのため、各ユーザーのパスワードを聞き出す必要はありません)
Q. 差分移行を行うことは可能ですか?
A. メール移行ツールの仕様上、差分移行はできません。
そのため、Notesのアーカイブ機能を使って、NSFファイルを本体とアーカイブに分割した上で、移行する必要があります。
まとめ
今回はメール移行ツールの購入を検討されている、または、ご購入いただいたお客様から、よくいただく質問を紹介しました。参考情報として活用していただければ幸いです。