Power Appsのギャラリーに表示するレコードを絞り込みたい

本連載では、Power Appsでアプリケーション開発するときに、よくある質問と回答を紹介します。アバナード株式会社と株式会社テンダがコラボで連載していきます。

質問:ギャラリーのレコードを複数条件で絞り込むにはどうしたらよいか

Power Appsのギャラリーに表示するレコードを複数条件で絞り込むには、どうすれば良いですか?

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回答:Filter関数を登録することで対応可能

ギャラリーの[詳細設定]タブで、[Item]プロパティにFilter関数を登録します。

Filter関数を使ったレコードの抽出

Filter関数で複数条件を指定する場合、AND条件とOR条件は下記のように記述します。

条件 指定方法
AND 条件1 AND 条件2
条件1 && 条件2
OR 条件1 Or 条件2
条件1 || 条件2

たとえば、データソースからstatus値が「01.新規申請」または「02.承認済み」のレコードを抽出するには、下記のようにFilter関数を登録します。

Filter(データソース名, status.Value="01.新規申請" Or status.Value="02.承認済み")

参考URL

レコード抽出用の関数には、Filter関数のほかにLookup関数やSearch関数が用意されています。詳細は下記のサイトでご確認ください。
・Power Apps の Filter、Search、LookUp 関数 (動画を含む) – Power Platform | Microsoft Learn
https://learn.microsoft.com/ja-jp/power-platform/power-fx/reference/function-filter-lookup

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