先日11月22日に、株式会社テンダ主催「AI業務自動化/新会計基準セミナー」が開催され、第3部は Office365 についてセッションを開催しました。
今回は Microsoft Azure の Cognitive Services も盛り込んだ内容となりました。
Microsoft Flow
もはや Office365 の様々なサービスは単体で利用するだけでは本来の力は発揮できなくなっており、数々のサービスを接続してこそ力を発揮します。その中でサービスとサービス、それぞれを接続をする Microsoft Flow は重要なサービスとなっています。
しかし、残念ながら未だ知名度は高くありません。「AI業務自動化/新会計基準セミナー」では「Microsoft Flow とは?」というありきたりな説明ではなく、「実際にどんな事ができるのか?」という実践面に主眼を置いて、「Microsoft Flow は、とにかく簡単で便利なサービスである!」という事をお伝えしました。
Microsoft Teams
「Skype for Business」から「Microsoft Teams」への移行が開始され、さらに注目度が高くなっています。
ただビデオ会議ができるだけではない、チャットが使えるという以上の、Microsoft Teams のワークスペースハブとして利用する事による便利さをお伝えしました。解りやすいよう、時間の半分以上をデモンストレーションとしました。
SharePoint Online
Microsoft Teams の登場により、特にチーム内での共同作業に関しては SharePoint の存在が更にフロントエンドから中核の存在へと変化しつつあります。そんな中で未だに社内ポータルサイトなどに代表されるような、組織のコンテンツの共有場所/方法としてSharePoint Onlineはフロントとして活躍しています。
今回はその中からおそらく未だに多くの企業が躊躇しているであろうモダンサイトについて取り上げ、モダンページの進化を実際にその場でページ作成をする事により実感していただきました。こちらももちろんノンコーディングで Office365 の様々なサービスのみならず、 Office365 外のサービスとの接続も紹介しました。
Microsoft Azure – Cognitive Services
Microsoft Azure の Cognitive Services の中から、画像分析し画像内にあるビジュアルコンテンツに関する情報を得る事のできる「Computer Vision」を活用し、 SharePoint Online と Microsoft Flow を組み合わせ、極力メンテナンスが楽な検索しやすい画像素材ライブラリのデモを行いました。こちらももちろんノンコーディングで実装しております。
Office365 関連セッション、まとめ
Office365 は使っているけれど、導入目的であった特定のサービスのみ使っている、沢山使えるそれぞれのサービスはあまり手をつけていない…そんな声も多く聞かれます。「Microsoft Flow」、「Microsoft Teams」、「SharePoint Online」を使いこなすことで、効率的になるタスクはあるのではないでしょうか。
次回は日本マイクロソフト様主催のイベントで登壇させていただく予定です(次回の登壇は12/20 日本マイクロソフト様主催「現場の最前線で活躍する社員のための働き方改革」ユーザーイベント)。そこでは「PowerApps」に関して話を致します。