8.0にバージョンアップされたSharegate の新機能「Insights」のご紹介

4月末、Sharegate のバージョンが8.0 にバージョンアップしました。その際に、新しく追加された機能が「Insights」です。今回はその新機能について紹介いたします。

■ Insights の機能

新しく追加された「Insights」の初期画面

Office 365 のプレビュー版で公開されている SharePoint Online の新しい管理センターには、最終アクティビティを表示したり、管理者にメールを送信する機能があります。しかし、Sharegate に追加された新機能「Insights」を使用することで、更に以下の管理を行うことが可能です。

  1. [Unused Sites]  3ヶ月以上使用されていないサイトの検出
  2. [Missing Administrators] サイトコレクション管理者が指定人数を満たさないサイトコレクションの検出
  3. [Missing Site Owners] サイトの所有者が指定人数を満たさないサイトの検出
  4. [Missing Office 365 Group Owners] グループの所有者が指定人数を満たさないOffice 365 グループの検出
  5. [Unused Office 365 Groups] 3ヶ月以上使用されていないOffice 365 グループの検出

 
検出された上記5つのコンテンツに対して、サイトを削除したり、サイトコレクション管理者やサイト所有者を追加する操作をSharegate 上で行うことが可能です。
※1と5はサイトやグループの所有者に対してメールで通知します。
※4と5はオンプレミスの場合表示されません。

後述させていただきますが、サイトやグループの所有者(以下「所有者」)やサイトコレクション管理者(以下「管理者」)の指定人数は、設定で変更可能です。

■ Insights の使い方

Insights 機能を使用するには、以下の前提がございます。

  • 接続先がオンプレミスの場合・・・
    「SharePoint 管理者」のユーザーで接続する必要がございます。
  • 接続先がOffice 365 の場合 ・・・
    「グローバル管理者」のユーザーで接続する必要がございます。
    データを収集するために「Sharegate Office 365 Extension(無料)」をインストールする必要がございます。

 
①サイトを接続する

サイト接続を行っていない「Insights」の画面

サイトの接続を行っていない場合、「Add Connection」から、サイト接続を行います。(Explorer で接続したサイトも使用できます。)
 
②検出されたコンテンツの確認を行う
サイトに接続すると、各Insights の結果が表示されます。

オンプレミスに接続した「Insights」の一覧画面

弊社のオンプレミス環境では、3ヶ月以上使用されていないサイトが3つ、管理者が3人未満のサイトコレクションが1つ、所有者が3人未満のサイトが5つあることがわかります。
 
③検出されたコンテンツに対して操作を行う
Office 365 環境の場合、使用されていないサイトとOffice 365 グループの所有者に、そのコンテンツが本当に必要であるか確認するメールが送られます。
それぞれの所有者がそのメールに回答すると、その結果がIT管理者に送信されます。IT管理者はその結果を元に、コンテンツへの操作を決めることができます。

3ヶ月使用されていないサイトの詳細画面

Insights の一覧画面から「Resolve」をクリックすると、詳細画面が表示されます。その画面の右下にある青枠で囲われた「Resolve Actions」から、それぞれ管理者や所有者を追加したり、サイトを削除したり、Insights の検出範囲から外す設定や操作を行えます。詳細は以下の通りです。
※検出するInsights によって使用できる操作は異なります。

 
④設定を変更する

設定

検出する際に基準となる管理者や所有者の最低人数は、デフォルトだと管理者が2人、所有者は1人です。この最低人数は、変更することが可能です。また、Windows通知の有無も変更することができます。
※電子メールの設定(メール送信の有無・送信者)は変更できません。

■ 注意点

  • [Unused Sites] の活動定義は、オンプレミスサイトとSharePoint Online で異なります。
    オンプレミスサイト:ドキュメントまたはリストのアイテムが更新/削除されたとき。
    SharePoint Online :ドキュメントまたはリストのアイテムが更新/削除されたとき及び、ユーザーがサイトまたはサイトのドキュメントにアクセスしたとき。
    ※サイト等の設定や権限の変更は考慮されていません。
  • 各Insights の結果はリアルタイムには反映されず、24時間ごとに自動的に更新されます(オンライン接続が利用可能な場合)。
  • オンプレミスサイトの場合、メールでの通知は行えません。
  • Office 365 環境では、複数の所有者がいる場合、全ての所有者にメールが送信されるます。しかし、Sharegate は1つの応答のみ必要とするため、最初に返信をおこなった所有者のメールが優先され、その後に送られたメールはIT管理者に届きません。

 

■ 最後に

今回は新機能である「Insights」について書かせていただきました。この新機能は、「SharePoint Online上にある使われていないサイトを削除したいけれど、所有者にいちいち確認をとる時間が勿体無い」、「管理者のいないサイトを見つけ、管理者を追加したい」と思われているIT管理者の方におススメする機能です。

Sharegate には、 SharePoint OnlineやSharePoint の管理が楽になる機能がございます。弊社ではSharegate プラスアルファのサービスで、お客様のご支援を行っております。お気軽にお問合わせください。

簡単操作でSharePoint を管理 | TENDA × MSSP Tech | 株式会社テンダ

Notes から SharePoint Online への移行をご検討のご担当者様へ「 PowerApps 導入検証キャンペーン」のご紹介!

■ PowerApps に関してたくさんのお問い合わせを頂いております

ここ最近、Notes から SharePoint Online へ移行をご検討中のお客様から、以下のようなお問い合わせを多く頂いております。

  • InfoPath の後継と呼ばれている PowerApps 、社内 Notes DB の置き換えに利用出来るか知りたい。
  • Notes DB の機能を再現出来ずともコストパフォーマンスや PowerApps ならではのメリットがあるのではないか。

 
このような多くのお問い合わせを頂き、弊社は Notes マイグレーションを成功すべく様々な検証/アセスメントサービスをご提供しておりますが、この度、特に PowerApps にフォーカスする形で導入検証キャンペーンをご用意しました。

■ Notes マイグレーション ~ 移行方式としての PowerApps

Notes マイグレーションにおいてご検討頂きたいポイントの1つとして、『フォーム』が挙げられます。
Notes のフォームを SharePoint Online で実現する方式としては、およそ次の方式がございます。

  • SharePoint Online 標準機能(カスタムリスト、 Excel Services など)
  • Office 365 サービス(Forms、 PowerApps など)
  • InfoPath
  • フォーム機能を持つ 3rd Party 製品利用
  • JavaScript や .NET プログラミングによるオリジナルフォーム

 
正直に申しますと、これまではお客様ご要望を踏まえ手堅い(実績がある/実現可能性が明らかである/など)方式をご提案しておりました。
しかしながら、社内で Office 365 の新しいテクノロジや PowerApps に関する利活用の知見が増えてきており、PowerApps を活用した新しい Notes マイグレーションの形が実現出来るのではと考えております。

■ PowerApps 導入検証キャンペーン

このキャンペーンは、Notes から Office 365 ( SharePoint Online 、 PowerApps )へ移行をご検討中のお客様向けに短期間/低コストで実現可能性や、サンプルアプリケーション作成、移行検証をセットとした包括的な Notes 移行/PowerApps 導入検証サービスとなります。

通常は検証対象の Notes DB 数や検証内容に応じてお見積をご提示しておりますが、本キャンペーンをご利用頂くと、通常のお見積金額に特別なお値引を適用致します。
この機会に、ぜひご利用下さい!
お問い合わせはコチラから

 導入検証サービスの流れ ~ サンプル移行

 導入検証結果レポート ~ 新旧比較

移行前( Notes )

 
移行後( PowerApps )

 導入検証結果レポート ~ 実現可能性サマリ

最近の Office 365 の更新情報ピックアップ(2018/04/09版)

私の個人的偏見で最近の Office 365 の更新情報などから興味深い情報をピックアップしてみました。
※本記事の執筆時点(2018/04/09)の情報です。

■ SharePoint Online からニュースフィード機能が実質上使えなくなりますね

SharePoint 2013 で大きく機能強化された SharePoint のソーシャル機能ですが、2018年6月以降、ニュースフィード機能は読み取り専用となり、また、Office 365 ホームなどに表示されるニュースフィードのアイコンリンクも表示されなくなるようです。
Yammer が Microsoft 社に吸収されてからこの日が来ることは予想でき、モバイルアプリが利用できなくなるアナウンスが出た頃には確信に変わっていましたが、実際にこのような情報が入ると昔から SharePoint を利用している私としてはちょっと寂しくなります。
ただし、サイトフィードは継続されるようです。

■ Microsoft Teams が色々更新

管理センターで Skype for Business と一緒になるという事もありますが、やはり Skype for Business の機能が徐々に Microsoft Teams で利用できるようになってきますね。特にプレゼンスが Skype for Business との間で統一されるようになるのはようやくという感じですね。

■ Office 365 のサインインのUIがまた変更されるようです

前回の大きな変更ほどではないですが、現在よりシンプルなUIに変更されるようです。なので、利用ユーザーには大きな混乱はないのかなとは思います。
5月上旬には通知バナーが出るので、利用ユーザーも何かしら気が付くかもしれないので、テナント管理者の方々はユーザーに対してアナウンスなどしても良いですね。

■ SharePoint Online のニュースやモダンページで列の追加ができるようになります

ページライブラリ自体には以前から列の追加はできますが、ニュースやモダンページ用のコンテンツタイプには列を追加する事はできません。どのような形で可能になるかは、まだ詳細が出ていないので不明ですが、5月末までには何らかの形で列を追加できるようになるようです。
これで追加した列でグループ化やフィルターなどができるようになり、ニュースをカテゴライズできます。一層ニュースやモダンページの利用が便利になりますね。

■ Microsoft Teams でチームから作成された Office 365 グループは、 Outlook から既定で非表示になります

Microsoft Teams でチームを作成されると、Office 365 グループが作成されますが、Microsoft Teams を利用しているなら、 Office 365 グループ自体は利用しない場合が多いと思います。
チームが増えれば増えるほど、Outlookでこれら利用しない Office 365 グループがメニューに増えて邪魔になってしまうので、この機能更新はうれしいですね。

 

以上です。
「 Office 365 アプリ多すぎ問題!」と言われるほどアプリ数が多い上に、機能変更が大小関わらず多い Office 365 においては、その情報を追いかけるだけでも大変で、更に一つずつの機能確認となるとなかなかやっていられないと思います。


新機能のキャッチアップや確認/調査代行なども含め、 Office 365 のお悩みごとを解決し、 Office 365 の利活用を促進するサービスを4月から開始いたしました。ぜひ、お気軽にご相談ください。

Office 365 利活用技術サービス : 徹底した情報共有により Office 365 の利活用を促進 | TENDA × MSSP Tech | 株式会社テンダ

SharePoint モダンUIのススメ(機能紹介編 Vol.1)

昨年末になってしまいましたが、以下の記事を投稿させていただきました。

SharePoint モダンUIのススメ(「良さ」を語る編)

SharePoint のモダンUIの具体的な機能ではない視点での「良さ」をお伝えいたしました。今回は具体的にモダンUIにしたくなるような便利な機能紹介をしたいと思いますが、機能が多いので複数回に分けて紹介させていただきます。モダンUIに全然ふれていない場合は参考にしていただければ幸いです。

【1】ビューの列幅をユーザーが調整可能

クラシックUIでは列幅の変更はできず、どうしても変更したい場合はCSSなどでカスタマイズが必要でしたが、その場合でも固定で変更なのでユーザー側で調整はできませんでした。

しかし、モダンUIではカスタマイズせずにユーザー側で調整が可能です。

▼列名の横にカーソルを当てると「|」が表示されます。

▼それをドラッグして左右に動かすとグリグリと列幅を調整できます。

ユーザー単位で調整可能という点は素晴らしいと思います。
(ただし、調整後を記憶はされないので一旦別のページへ遷移してから戻ると、元に戻ってしまいます。)

【2】ビューの設定をビュー上で行える

クラシックUIの場合、ビューの列の並び順を変更したり列の表示/非表示を変更したい時は、ビューの設定ページへ遷移してから変更しました。ページの遷移にも待ち時間がかかり、設定変更をすると都度ビューページに戻って確認をしなければいけなく、手間と時間とストレスがかかります。

しかし、モダンUIではビュー上でリアルタイムに変更ができます。

▼列の設定で列の位置を変更するのもビュー上でリアルタイムに行えます。

ビューの設定作業が非常に短縮され、待ち時間などのストレスもなくなります。

【3】列のプロパティの変更もビュー上で行える

クラシックUIの場合、列の変更や追加はリスト/ライブラリの設定ページから行いました。これも、ビューの設定と同じくページの遷移が発生します。

しかし、モダンUIでは同じくビュー上でページの遷移なく変更が可能です。

▼ビューの列から「編集」をクリックすると

▼このように右からパネルが表示され、列の編集が可能です。

▼右パネルを拡大するとこんな感じです。

今回はこの3点を紹介しましたが、まだまだ多くのクラシックUIにはない機能があります。

主にモダンUIの特徴として前回の記事でも紹介いたしまして、レスポンシブWebデザインが一番注目されがちですが、このようにパフォーマンスを技術的以外にもUI/UXを見直して向上させている事が伺えます。

リスト/ライブラリの管理者にとっても、投稿者や閲覧者にとっても作業効率化が図れるのかなと思いますので、業務要件に合えば、ぜひ積極的にモダンUIを試してみると良いと思います。

まだまだモダンUIの便利な機能はございますので、今後徐々に紹介していければと思っております。


モダンUIも含めて SharePoint の構築でお困りの場合は、ぜひテンダにご相談ください。 SharePoint 構築支援のサービスなどもございます。

SharePoint 構築支援 | TENDA × MSSP Tech | 株式会社テンダ

ビジネスチャット「 TEんWA 」と Office 365 の連携で情報収集

弊社サービスにビジネスチャット「TEんWA」がありますが、弊社では自社事例として TEんWA を導入しており、社内メールはほぼ100%が TEんWA に置き換わっております。
自社製品だからという理由を差し引いても、社内メールからほぼ100%ビジネスチャットに置き換わっている成功事例は国内企業では極めてレアケースだと自負しております。この社内メール利用がほぼ0%という状態を一度でも味わうと、もうメールには戻りたくなくなります。

ビジネスチャットTEんWA(テンワ)社内コミュニケーションを活性化
https://www.tento.camp/tenwa/

さて、その TEんWA ですが、昨年の年末のアップデートで新たな機能が実装されました。それが「メール連携」機能です。

「メール連携」機能 利用者ヘルプ | TEんWAヘルプセンター
https://www.tento.camp/tenwa/help/user_help/user_mailhook.html

この機能が追加された事により、 Office 365 も導入され、かつ TEんWA も導入されている場合は、連携して情報収集が可能となり、 TEんWA  自体の活用方法の幅も広がります。

以下に2例ほど活用方法を紹介いたしますので、ご参考にしていただけると幸いです。

【1】Flow を利用し、SharePoint のリストに投稿されたら、 TEんWA に送信

利用アプリ: SharePoint / Flow

社内連絡を行う際に、 SharePoint の社内ポータルの掲示板(リスト)に掲載しつつ、 TEんWA などのビジネスチャットや社内SNSのフィードにも掲載する運営を行っている企業は少なくはないと思います。この場合、情報発信側は発信手段が多いほど手間がかかります。また、片方に掲載し忘れるなどのヒューマンエラーの可能性も出てきます。そこで、 SharePoint のリストに投稿されたら、自動的に TEんWA にも掲載される仕組みを Flow で作成すれば問題は解決します。

▼ SharePoint のリストにアイテムを投稿しますと、

▼ TEんWA に自動で投稿されます。

▼投稿部分を拡大します。

このように、 SharePoint のリストにアイテムを投稿すると、メール連携機能と Flow を組み合わせる事で、 TEんWA にも自動で同じ内容が投稿されます。

【2】Flow を利用し、Twitterに特定のキーワードを含むツイートが投稿されたら、 TEんWA に送信

利用アプリ: Flow

SNS上での自社製品の評判などを調べる際に、その都度Twitter内で検索せずに、特定キーワードのツイートがあれば自動で TEんWA 上に投稿されることにより、調査時間も節約され、また TEんWA 上でそのツイートについてスピーディーに議論ができます。

▼特定キーワードのツイートがあると、TEんWAに投稿されます。

▼投稿部分を拡大します。

Flow の標準テンプレートを利用するだけで、ツイート内容だけでなく、URLや投稿者の名前・プロフィール・フォロー数・フォロワー数、なども表示できるので、発言の影響力なんかも認識する事が可能です。

以上、2例を挙げさせていただきました。 TEんWA の「メール連携」機能は単体だけでも魅力的な機能ですが、このように Office 365 にて、 Flow を中心としたアプリを組み合わせる事で、さらにビジネスに役立つ利用方法が広がると思います。


弊社は SharePoint に限らず、 Office 365 全般の利活用支援なども行っております。お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ|TENDA × MSSP Tech | 株式会社テンダ

SharePoint モダンUIのススメ(「良さ」を語る編)

SharePoint のモダンUIはなかなかアツいです!まだまだ発展途上ではありますが、クラシックUIにはない機能が盛りだくさんです。今回はまだモダンUIの利用に足踏みされている方々、または利用を開始しはじめている方々向けに、2回に渡ってモダンUIをオススメさせていただければと思います。

1回目の今回は、まずはモダンUIの「良さ」を紹介したいと思います。詳細な機能面ばかりクローズアップされがちですが、一歩引いた広い視点から見てみます。


↑ モダンUIであるコミュニケーションサイトのトップページを表示。左から、PCブラウザのフルサイズで表示、PCブラウザを狭めた表示、モバイル機器の SharePoint アプリで表示。


■レスポンシブWebデザイン

なにはともあれ、レスポンシブWebデザインに対応されている事は大きいです。モバイル利用を想定されている場合は、モダンUIを利用しない手はないですね。モバイル利用だけでなくPCでも、限られたディスプレイサイズ内でブラウザは全面で利用しないユーザーは、ブラウザのサイズを狭くするとそれに合ったUIになるのは便利かと思います。

■ミニマルデザイン

伝えるべきメッセージを阻害しないようにノイズを極力なくし、シンプルかつクリアにメッセージを分かりやすく伝えるデザインがミニマルデザインです。 SharePoint はバージョンアップをするごとにデザインはシンプルになってきましたが、モダンUIは「情報共有」という SharePoint の目的を目指すべく、更にミニマルなデザインになっています。

■パフォーマンスの向上

上述のミニマルデザインも効果の一端を担っているかと思いますが、とにかくパフォーマンスを指摘されやすい SharePoint においては、モダンUIは例えばアイコンフォントを採用するなど実装技術的にもパフォーマンスの向上がうかがえます。また、随所に極力ページの遷移をせずに最短ルートで目的操作を達成できるようなUXになっております。例えば列の設定をする場合、リスト/ライブラリの設定ページを介さずにビュー上から変更可能です。それにより1ページ分の遷移にかかる時間が短縮される事はパフォーマンスという観点でUX上では大きな意味があります。


未だに発展途上な事もあり、現状はクラシックUIでないと対応できない事もありますが、利用用途や要件さえ満たせるのであれば、ぜひモダンUIを今からでも積極的に利用してみるのも良いと思います。

今年も残すところわずかとなりました。クリスマスからの年末年始に向けた雰囲気は独特で大好きです。次回はそんな年を越して美味しいものを食べ過ぎて肥えてしまったであろう身体で、具体的に「機能」からモダンUIをオススメする記事を書きたいと思います。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


モダンUIも含めて SharePoint の構築でお困りの場合は、ぜひテンダにご相談ください。 SharePoint 構築支援のサービスなどもございます。

SharePoint 構築支援 | TENDA × MSSP Tech | 株式会社テンダ

Sharegate Lite 販売終了のお知らせ

※今回記載の内容は速報となります。確定情報ではありません。

 

Sharegateをご利用の皆様、またご利用を検討中の皆様にお知らせです。

Sharegateの3つのエディションのうち「Sharegate Lite」の販売を2018年2月5日まで行い、それ以降は取り扱わないとSharegate社から案内がありました。

今回この案内に合わせて弊サイトのSharegate紹介ページを更新しました。ご確認いただければと思います。
Sharegateで、コンテンツの移動・コピーなどデータ移行や分析に必要なレポートなどSharePointを簡単に管理 | TENDA × MSSP Tech

また確定情報が出次第、皆様にご案内いたします。

SharePoint デザイン パッケージ ラインナップ更新

はじめまして、テンダの江崎です。
弊社ではSharePointの標準機能では実現できない要望の解決や、SharePointサイトの利用率を向上させるため様々な機能を持ったデザイン パッケージを提供しております。
今回、デザイン パッケージのラインナップを更新いたしましたのでご紹介したいと思います。
デザイン パッケージ | TENDA × MSSP Tech

■アイコン表示・文字列装飾


こちらはステータスに応じてアイコンの表示や文字列の装飾を行うことができます。
画像の例では在席/離席/欠勤と3つの選択肢があり、それぞれ緑/黄/赤の色で装飾しています。
選択肢、装飾方法は変更することが可能です。

  • ステータスが頻繁に更新される
  • 一目で状況がわかるようにしたい

このような要望を「アイコン表示・文字列装飾」で解決することができます。

■ジャンプボタン/ページトップボタン

ページ作成の際、コンテンツが多くなり縦に長いページになってしまった経験はないでしょうか。
アクセスしてから目的のコンテンツに辿り着くまでにスクロールが多いという状況はユーザーにストレスを与えてしまいます。
このような場合にオススメするのが「ジャンプボタン/ページトップボタン」です。

ジャンプボタンはページ内にジャンプ先を作成すると自動で生成されます。
ボタンをクリックすることで目的のコンテンツまで移動することができます。
また、画面最上部に戻りたい場合にはページトップボタンをクリックすることで移動が可能です。
このボタンは画面最上部では表示されず、ページをスクロールすると表示される仕組みとなっています。

■パンくずリスト


こちらは階層構造のサイトで現在のページ位置とリンク一覧を表示するパンくずリストです。
ページを作成し、リストでページ階層を管理することでページ上部にパンくずリストを自動生成します。
それぞれのパンくずリストはリンクになっており、クリックでページ移動が可能です。

デザインはテキストのみとボタン形状の2パターンから選択することができます。

■コンテンツ検索用カスタムテンプレート

サイトコレクションを跨いだ情報やサイトコレクション配下の情報を集約したい場合、コンテンツ検索Webパーツを使用して表示することができます。
しかし、標準デザインでは使い勝手が悪くデザイン的にも他のWebパーツと異なるものになってしまいます。

「コンテンツ検索用カスタムテンプレート」では通常のリストと同様のデザインで表示を行うことができます。
このテンプレートを適用することでページ全体のデザインに統一感を与えることができます。

以上更新したラインナップの紹介でした。
SharePointサイトをより便利にするために導入してみてはいかがでしょうか。
デザイン パッケージ | TENDA × MSSP Tech

デザインパッケージについてのお問い合わせはコチラからどうぞ

第2回 Sharegateに関する「よくある質問」まとめ

こんにちは。
先週Sharegateの大幅アップデートがあり、UIががらりと変わりましたね。
アップデート後のUIのご紹介も兼ねて、前々回に続いて、
「第2回 Sharegateに関する『よくある質問』まとめ」を投稿したいと思います。
 
 

① レポーティングについて

Sharegateのレポーティング機能によって、SharePointに関する様々な情報を取得することができます。 ただ、何でも取得できるというわけではありません。
そのため、「○○は取得できますか?」といった質問が複数寄せられています。
ここでは、そういった質問をまとめて、取得可能な情報とそうでない情報について共有していきたいと思います。
 

取得可能な情報

レポーティング機能によって取得可能な情報は、こちらから確認することができます。
例として、Audit Reportの内容を挙げてみたいと思います。Audit Reportでは、サイトコレクション/ユーザー/期間を指定し、指定条件下で発生したイベントを出力します。

 
また、生成されたレポートはExcelへの出力も可能です。
 
(上画像の右上にある[Export]ボタンをクリック)

 

取得できない情報

  • 特定のサイトコレクション毎のドキュメントのダウンロード数
  • サイトアクセス、ページ閲覧数
  • アップロードの履歴
  • SharePoint 2007の情報
  • アラート通知設定に関する情報
  • ファイルの最終閲覧日

現時点で取得ができないとされている情報については、Sharegateの保守を通して弊社が把握している限りの情報です。
そのため、上記がすべてではありません。
 
 

② 移行時のサーバーへの負荷について

「移行時のサーバーへの負荷を確認・調節する方法はありますか?」
「移行時のサーバーへの負荷を調節する時の選択肢について説明してほしいです。」といった質問も複数寄せられています。
そこで、今回は「負荷の調節方法」を中心に、情報を共有していきます。
 

負荷の調節方法

1. [setting] をクリックします。

 
 
2. [General] タブをクリックします。
(初期表示で既に[General]タブが選択されてます。)
4種類のパフォーマンスレベルから選択します。

 
 
3. 各パフォーマンスレベルの詳細は、次の通りです。(高レベル順)

※パフォーマンスレベルが高いほど、サーバーへの負荷も大きくなるため、
 お使いの環境に合わせて調節してください。
 
また、移行スピードの調節も可能です。
先ほどの[setting]画面から、[Migration]タブをクリックします。
InsaneモードとNormalモードを選択することができます。

 
Insaneモードの方がNormalモードよりも速いですが、オンプレミス版を使って移行を行う場合、移行先と移行元の両方にserver extensionが必要になります。
※SharegateLite版には、Insaneモードがございません。
 
 

③ 差分コピーの方法について

「差分コピーの方法について教えてください。」
「移行先と移行元で、同じアイテムであると判断している条件は何?」といった質問も複数寄せられています。
そこで、「差分コピーの設定」と、「差分アイテムであるかどうかをSharegateが判断する方法」についてご紹介します。
 

差分コピーの設定

1. 移行元と移行先のオブジェクトを決定します。この画面まで到達したら、右下の
[Advanced Copy]をクリックします。

 
2. [Operation Mode] の[Copy if newer (incremental copy)]をクリックします。
この設定により、更新日付が移行元より過去の場合のみ、アイテムを置き換えます。

 
※移行先のアイテムが削除されていたり階層が異なっていたりした場合は、
新しいアイテムとして作成されます。
※Office 365でInsaneモードを使用する場合、Azure Import APIの制限のため、
移行先のすべてのバージョンが移行元のバージョンに置き換えられます。
他にも[Operation Mode] には、「重複したアイテムの名前を変換しコピーする」
等のモードが存在します。詳しくはこちらを参照ください。
 
差分アイテムであるかどうかをSharegateが判断する方法は、リストのアイテムかドキュメントかで異なります。ドキュメントの場合はファイル名で判断しています。
一方リストのアイテムの場合は、Sharegateがリストによって最適なキー(フィールド)を決定します。
 
 
いかがでしたでしょうか。 今回はレポーティング機能とマイグレーション機能に絞って情報共有いたしました。次回はまた別の機能についての情報共有もしていきたいと思います。 次回以降も読んでいただければ幸いです。
 
※今回記載した回答は、現時点での仕様をもとに作成しましたので、Sharegateのアップデートに伴い変更される可能性があります。

第1回 Azure Machine Learning のチュートリアルを試してみた

はじめまして、テンダの鈴木です。
今年で入社2年目で、現在Azure について学んでおります。
その中でもAzure Machine Learning について焦点をあてて、調査をしています。
そこで、Azure Machine Learning について学んだ内容や、研究開発で作成したサンプルプログラムについて、投稿していきたいと思います。

今回は初回なので、「Azure Machine Learning とは何か」というテーマで書いていきます。

■Azure Machine Learning とは?

Azure Machine Learning (以下AzureMLと記述)は、Microsoft が提供するクラウドサービスセット「Azure」の中のひとつで、名前の通り機械学習を行なうためのサービスです。

AzureML はコードを書く必要がなく、GUIでの操作が可能です。
そのため、ユーザーは簡単に予測分析ソリューションを構築、デプロイ、共有できます。

■機械学習とは?

AzureML が機械学習を行なう為のサービスだと記述しました。
しかし、そもそも機械学習とは何か…簡単に説明いたします。

大量の既存データから学習を行い、そこに存在するパターンを探し出して、次の行動、結果、傾向を予測する処理を機械学習といいます。
機械学習を活用しているサービスには、以下のようなものがあります。

  • 通販サイトにある「あなたのおすすめ商品」
  • 小売店の販売予測や自動発注
  • 顔検出

また、機械学習には「教師有り学習」と「教師なし学習」などの学習方法が存在します。
※教師有り学習:既にデータに付随されているラベルによって、教えられた構造を学習する方法です。
※教師なし学習:データのみから、規則性を見つけ出し学習する方法です。

機械学習は、人工知能(AI)における研究課題になっています。

■Azure Machine Learning を使ってみる

AzureML は、初めて使用するユーザーの為に、チュートリアルが用意されています。
AzureML を学ぶとっかかりとして、私はこのチュートリアルを行なうことにしました。

今回行ったチュートリアルは、「Machine Learning のチュートリアル」の記事です。「モデルの作成、モデルのトレーニング、モデルのスコア付けとテスト」の流れで、新自動車の価格を予測するモデルを作成します。
AzureML はどのように操作できるのか、簡単にモデルを作成できるのか…を確認します。


①モデルの作成

チュートリアルでは、AzureML で用意されている複数のサンプルデータから、自動車価格データを使用して、実験(EXPERIMENT)を作成します。
サンプルデータは、[Saved Datasets]の中の[Samples]に用意されています。

 

このサンプルデータを、分析が行なえる形に整理し、学習アルゴリズムで使用する列を定義します。
AzureML に用意されているモジュール[Select Columns in Dataset][Clean Missing Data]を使用してデータを整理した結果、値が不足していた列・行が削除され、定義した列のみ表示されています。

 

ここまでの作業で気になったのは、学習アルゴリズムで使用する列を定義するところです。
ここで選択する列によって、優れた結果が得られるかが決まるようです。


②モデルトレーニング

①で作成したデータを使用して、モデルのトレーニングとテストを行い、価格を予想する精度を確認します。
今回、価格を予測したいので、数値を予測する目的で使用される、回帰アルゴリズムを使用します。

[Split Data]モジュールを使用して、データをモデルのトレーニング用と、テスト用に分割します。
モデルのトレーニングとテストが何を行なうかは、以下の通りです。
トレーニング:自動車の特徴と価格の相関関係を検出します。
テスト:モデルが既知の価格を余禄する精度を確認します。
チュートリアルでは、トレーニングに75%のデータを使用し、③で行なうテストには残り25%を使用します。

学習アルゴリズムに回帰アルゴリズムを使用するを記述しましたが、今回は最も単純な線形回帰を使用します。
線形回帰モデルを使用するには、[Linear Regression]モジュールを用います。

ここまでの、マップは以下のようになっています。
とてもシンプルな形で、チュートリアルに従って進めていけば、1時間もしないでここまで出来ました。

 

③モデルのスコア付けとテスト
②で残っていた25%のデータに、[Score Model]モジュールを使用して、スコア付けを行い、価格を予測します。
今回の分析で、予測された新自動車の価格は、以下の通りです。

 

分析結果は、[Score Model]モジュールを右クリックし、[Scored dataset]>[visualize]を選択すると見ることが可能です。
また、選択してでてきたダイアログの右側にある、[visualizations]から以下のようなヒストグラムを見ることができます。

 

最後に、[Evaluate Model]モジュールを用いて、この予測結果を評価します。
今回の結果は、以下の通りでした。

 

上から、平均絶対誤差/二乗平均平方根/相対絶対誤差/相対二乗誤差/決定係数 になります。
決定係数の値が1に近づくほど、予測の精度が高いと判断されます。
今回のチュートリアルでは、決定係数が約0.9なので、比較的高い精度だと考えます。

■Azure Machine Learning を使ってみて

今回はチュートリアルのため、データが用意されており、学習方法が提示された状態で行なった為、簡単に結果を表示することができたと思います。
モデルに必要な列の選定や、使用する機械学習アルゴリズムの選択さえ出来れば、AzureML が用意してくれているモジュールを使用できるので、直感的に分析を行なえます。
しかし、予測結果の評価など、機械学習における前提知識はやはり必要になるので、まだまだ勉強が必要です。

また、Microsoft が提供している実験(EXPERIMENT)を見てみるのも面白いと思います。

次回は、AzureML の研究開発で作成するサンプルプログラムについて、投稿する予定です。