SharePoint モダンUIのススメ(機能紹介編 Vol.1)

昨年末になってしまいましたが、以下の記事を投稿させていただきました。

SharePoint モダンUIのススメ(「良さ」を語る編)

SharePoint のモダンUIの具体的な機能ではない視点での「良さ」をお伝えいたしました。今回は具体的にモダンUIにしたくなるような便利な機能紹介をしたいと思いますが、機能が多いので複数回に分けて紹介させていただきます。モダンUIに全然ふれていない場合は参考にしていただければ幸いです。

【1】ビューの列幅をユーザーが調整可能

クラシックUIでは列幅の変更はできず、どうしても変更したい場合はCSSなどでカスタマイズが必要でしたが、その場合でも固定で変更なのでユーザー側で調整はできませんでした。

しかし、モダンUIではカスタマイズせずにユーザー側で調整が可能です。

▼列名の横にカーソルを当てると「|」が表示されます。

▼それをドラッグして左右に動かすとグリグリと列幅を調整できます。

ユーザー単位で調整可能という点は素晴らしいと思います。
(ただし、調整後を記憶はされないので一旦別のページへ遷移してから戻ると、元に戻ってしまいます。)

【2】ビューの設定をビュー上で行える

クラシックUIの場合、ビューの列の並び順を変更したり列の表示/非表示を変更したい時は、ビューの設定ページへ遷移してから変更しました。ページの遷移にも待ち時間がかかり、設定変更をすると都度ビューページに戻って確認をしなければいけなく、手間と時間とストレスがかかります。

しかし、モダンUIではビュー上でリアルタイムに変更ができます。

▼列の設定で列の位置を変更するのもビュー上でリアルタイムに行えます。

ビューの設定作業が非常に短縮され、待ち時間などのストレスもなくなります。

【3】列のプロパティの変更もビュー上で行える

クラシックUIの場合、列の変更や追加はリスト/ライブラリの設定ページから行いました。これも、ビューの設定と同じくページの遷移が発生します。

しかし、モダンUIでは同じくビュー上でページの遷移なく変更が可能です。

▼ビューの列から「編集」をクリックすると

▼このように右からパネルが表示され、列の編集が可能です。

▼右パネルを拡大するとこんな感じです。

今回はこの3点を紹介しましたが、まだまだ多くのクラシックUIにはない機能があります。

主にモダンUIの特徴として前回の記事でも紹介いたしまして、レスポンシブWebデザインが一番注目されがちですが、このようにパフォーマンスを技術的以外にもUI/UXを見直して向上させている事が伺えます。

リスト/ライブラリの管理者にとっても、投稿者や閲覧者にとっても作業効率化が図れるのかなと思いますので、業務要件に合えば、ぜひ積極的にモダンUIを試してみると良いと思います。

まだまだモダンUIの便利な機能はございますので、今後徐々に紹介していければと思っております。


モダンUIも含めて SharePoint の構築でお困りの場合は、ぜひテンダにご相談ください。 SharePoint 構築支援のサービスなどもございます。

SharePoint 構築支援 | TENDA × MSSP Tech | 株式会社テンダ

ビジネスチャット「 TEんWA 」と Office 365 の連携で情報収集

弊社サービスにビジネスチャット「TEんWA」がありますが、弊社では自社事例として TEんWA を導入しており、社内メールはほぼ100%が TEんWA に置き換わっております。
自社製品だからという理由を差し引いても、社内メールからほぼ100%ビジネスチャットに置き換わっている成功事例は国内企業では極めてレアケースだと自負しております。この社内メール利用がほぼ0%という状態を一度でも味わうと、もうメールには戻りたくなくなります。

ビジネスチャットTEんWA(テンワ)社内コミュニケーションを活性化
https://www.tento.camp/tenwa/

さて、その TEんWA ですが、昨年の年末のアップデートで新たな機能が実装されました。それが「メール連携」機能です。

「メール連携」機能 利用者ヘルプ | TEんWAヘルプセンター
https://www.tento.camp/tenwa/help/user_help/user_mailhook.html

この機能が追加された事により、 Office 365 も導入され、かつ TEんWA も導入されている場合は、連携して情報収集が可能となり、 TEんWA  自体の活用方法の幅も広がります。

以下に2例ほど活用方法を紹介いたしますので、ご参考にしていただけると幸いです。

【1】Flow を利用し、SharePoint のリストに投稿されたら、 TEんWA に送信

利用アプリ: SharePoint / Flow

社内連絡を行う際に、 SharePoint の社内ポータルの掲示板(リスト)に掲載しつつ、 TEんWA などのビジネスチャットや社内SNSのフィードにも掲載する運営を行っている企業は少なくはないと思います。この場合、情報発信側は発信手段が多いほど手間がかかります。また、片方に掲載し忘れるなどのヒューマンエラーの可能性も出てきます。そこで、 SharePoint のリストに投稿されたら、自動的に TEんWA にも掲載される仕組みを Flow で作成すれば問題は解決します。

▼ SharePoint のリストにアイテムを投稿しますと、

▼ TEんWA に自動で投稿されます。

▼投稿部分を拡大します。

このように、 SharePoint のリストにアイテムを投稿すると、メール連携機能と Flow を組み合わせる事で、 TEんWA にも自動で同じ内容が投稿されます。

【2】Flow を利用し、Twitterに特定のキーワードを含むツイートが投稿されたら、 TEんWA に送信

利用アプリ: Flow

SNS上での自社製品の評判などを調べる際に、その都度Twitter内で検索せずに、特定キーワードのツイートがあれば自動で TEんWA 上に投稿されることにより、調査時間も節約され、また TEんWA 上でそのツイートについてスピーディーに議論ができます。

▼特定キーワードのツイートがあると、TEんWAに投稿されます。

▼投稿部分を拡大します。

Flow の標準テンプレートを利用するだけで、ツイート内容だけでなく、URLや投稿者の名前・プロフィール・フォロー数・フォロワー数、なども表示できるので、発言の影響力なんかも認識する事が可能です。

以上、2例を挙げさせていただきました。 TEんWA の「メール連携」機能は単体だけでも魅力的な機能ですが、このように Office 365 にて、 Flow を中心としたアプリを組み合わせる事で、さらにビジネスに役立つ利用方法が広がると思います。


弊社は SharePoint に限らず、 Office 365 全般の利活用支援なども行っております。お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ|TENDA × MSSP Tech | 株式会社テンダ

SharePoint モダンUIのススメ(「良さ」を語る編)

SharePoint のモダンUIはなかなかアツいです!まだまだ発展途上ではありますが、クラシックUIにはない機能が盛りだくさんです。今回はまだモダンUIの利用に足踏みされている方々、または利用を開始しはじめている方々向けに、2回に渡ってモダンUIをオススメさせていただければと思います。

1回目の今回は、まずはモダンUIの「良さ」を紹介したいと思います。詳細な機能面ばかりクローズアップされがちですが、一歩引いた広い視点から見てみます。


↑ モダンUIであるコミュニケーションサイトのトップページを表示。左から、PCブラウザのフルサイズで表示、PCブラウザを狭めた表示、モバイル機器の SharePoint アプリで表示。


■レスポンシブWebデザイン

なにはともあれ、レスポンシブWebデザインに対応されている事は大きいです。モバイル利用を想定されている場合は、モダンUIを利用しない手はないですね。モバイル利用だけでなくPCでも、限られたディスプレイサイズ内でブラウザは全面で利用しないユーザーは、ブラウザのサイズを狭くするとそれに合ったUIになるのは便利かと思います。

■ミニマルデザイン

伝えるべきメッセージを阻害しないようにノイズを極力なくし、シンプルかつクリアにメッセージを分かりやすく伝えるデザインがミニマルデザインです。 SharePoint はバージョンアップをするごとにデザインはシンプルになってきましたが、モダンUIは「情報共有」という SharePoint の目的を目指すべく、更にミニマルなデザインになっています。

■パフォーマンスの向上

上述のミニマルデザインも効果の一端を担っているかと思いますが、とにかくパフォーマンスを指摘されやすい SharePoint においては、モダンUIは例えばアイコンフォントを採用するなど実装技術的にもパフォーマンスの向上がうかがえます。また、随所に極力ページの遷移をせずに最短ルートで目的操作を達成できるようなUXになっております。例えば列の設定をする場合、リスト/ライブラリの設定ページを介さずにビュー上から変更可能です。それにより1ページ分の遷移にかかる時間が短縮される事はパフォーマンスという観点でUX上では大きな意味があります。


未だに発展途上な事もあり、現状はクラシックUIでないと対応できない事もありますが、利用用途や要件さえ満たせるのであれば、ぜひモダンUIを今からでも積極的に利用してみるのも良いと思います。

今年も残すところわずかとなりました。クリスマスからの年末年始に向けた雰囲気は独特で大好きです。次回はそんな年を越して美味しいものを食べ過ぎて肥えてしまったであろう身体で、具体的に「機能」からモダンUIをオススメする記事を書きたいと思います。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


モダンUIも含めて SharePoint の構築でお困りの場合は、ぜひテンダにご相談ください。 SharePoint 構築支援のサービスなどもございます。

SharePoint 構築支援 | TENDA × MSSP Tech | 株式会社テンダ

Sharegate Lite 販売終了のお知らせ

※今回記載の内容は速報となります。確定情報ではありません。

 

Sharegateをご利用の皆様、またご利用を検討中の皆様にお知らせです。

Sharegateの3つのエディションのうち「Sharegate Lite」の販売を2018年2月5日まで行い、それ以降は取り扱わないとSharegate社から案内がありました。

今回この案内に合わせて弊サイトのSharegate紹介ページを更新しました。ご確認いただければと思います。
Sharegateで、コンテンツの移動・コピーなどデータ移行や分析に必要なレポートなどSharePointを簡単に管理 | TENDA × MSSP Tech

また確定情報が出次第、皆様にご案内いたします。

SharePoint デザイン パッケージ ラインナップ更新

はじめまして、テンダの江崎です。
弊社ではSharePointの標準機能では実現できない要望の解決や、SharePointサイトの利用率を向上させるため様々な機能を持ったデザイン パッケージを提供しております。
今回、デザイン パッケージのラインナップを更新いたしましたのでご紹介したいと思います。
デザイン パッケージ | TENDA × MSSP Tech

■アイコン表示・文字列装飾


こちらはステータスに応じてアイコンの表示や文字列の装飾を行うことができます。
画像の例では在席/離席/欠勤と3つの選択肢があり、それぞれ緑/黄/赤の色で装飾しています。
選択肢、装飾方法は変更することが可能です。

  • ステータスが頻繁に更新される
  • 一目で状況がわかるようにしたい

このような要望を「アイコン表示・文字列装飾」で解決することができます。

■ジャンプボタン/ページトップボタン

ページ作成の際、コンテンツが多くなり縦に長いページになってしまった経験はないでしょうか。
アクセスしてから目的のコンテンツに辿り着くまでにスクロールが多いという状況はユーザーにストレスを与えてしまいます。
このような場合にオススメするのが「ジャンプボタン/ページトップボタン」です。

ジャンプボタンはページ内にジャンプ先を作成すると自動で生成されます。
ボタンをクリックすることで目的のコンテンツまで移動することができます。
また、画面最上部に戻りたい場合にはページトップボタンをクリックすることで移動が可能です。
このボタンは画面最上部では表示されず、ページをスクロールすると表示される仕組みとなっています。

■パンくずリスト


こちらは階層構造のサイトで現在のページ位置とリンク一覧を表示するパンくずリストです。
ページを作成し、リストでページ階層を管理することでページ上部にパンくずリストを自動生成します。
それぞれのパンくずリストはリンクになっており、クリックでページ移動が可能です。

デザインはテキストのみとボタン形状の2パターンから選択することができます。

■コンテンツ検索用カスタムテンプレート

サイトコレクションを跨いだ情報やサイトコレクション配下の情報を集約したい場合、コンテンツ検索Webパーツを使用して表示することができます。
しかし、標準デザインでは使い勝手が悪くデザイン的にも他のWebパーツと異なるものになってしまいます。

「コンテンツ検索用カスタムテンプレート」では通常のリストと同様のデザインで表示を行うことができます。
このテンプレートを適用することでページ全体のデザインに統一感を与えることができます。

以上更新したラインナップの紹介でした。
SharePointサイトをより便利にするために導入してみてはいかがでしょうか。
デザイン パッケージ | TENDA × MSSP Tech

デザインパッケージについてのお問い合わせはコチラからどうぞ

第2回 Sharegateに関する「よくある質問」まとめ

こんにちは。
先週Sharegateの大幅アップデートがあり、UIががらりと変わりましたね。
アップデート後のUIのご紹介も兼ねて、前々回に続いて、
「第2回 Sharegateに関する『よくある質問』まとめ」を投稿したいと思います。
 
 

① レポーティングについて

Sharegateのレポーティング機能によって、SharePointに関する様々な情報を取得することができます。 ただ、何でも取得できるというわけではありません。
そのため、「○○は取得できますか?」といった質問が複数寄せられています。
ここでは、そういった質問をまとめて、取得可能な情報とそうでない情報について共有していきたいと思います。
 

取得可能な情報

レポーティング機能によって取得可能な情報は、こちらから確認することができます。
例として、Audit Reportの内容を挙げてみたいと思います。Audit Reportでは、サイトコレクション/ユーザー/期間を指定し、指定条件下で発生したイベントを出力します。

 
また、生成されたレポートはExcelへの出力も可能です。
 
(上画像の右上にある[Export]ボタンをクリック)

 

取得できない情報

  • 特定のサイトコレクション毎のドキュメントのダウンロード数
  • サイトアクセス、ページ閲覧数
  • アップロードの履歴
  • SharePoint 2007の情報
  • アラート通知設定に関する情報
  • ファイルの最終閲覧日

現時点で取得ができないとされている情報については、Sharegateの保守を通して弊社が把握している限りの情報です。
そのため、上記がすべてではありません。
 
 

② 移行時のサーバーへの負荷について

「移行時のサーバーへの負荷を確認・調節する方法はありますか?」
「移行時のサーバーへの負荷を調節する時の選択肢について説明してほしいです。」といった質問も複数寄せられています。
そこで、今回は「負荷の調節方法」を中心に、情報を共有していきます。
 

負荷の調節方法

1. [setting] をクリックします。

 
 
2. [General] タブをクリックします。
(初期表示で既に[General]タブが選択されてます。)
4種類のパフォーマンスレベルから選択します。

 
 
3. 各パフォーマンスレベルの詳細は、次の通りです。(高レベル順)

※パフォーマンスレベルが高いほど、サーバーへの負荷も大きくなるため、
 お使いの環境に合わせて調節してください。
 
また、移行スピードの調節も可能です。
先ほどの[setting]画面から、[Migration]タブをクリックします。
InsaneモードとNormalモードを選択することができます。

 
Insaneモードの方がNormalモードよりも速いですが、オンプレミス版を使って移行を行う場合、移行先と移行元の両方にserver extensionが必要になります。
※SharegateLite版には、Insaneモードがございません。
 
 

③ 差分コピーの方法について

「差分コピーの方法について教えてください。」
「移行先と移行元で、同じアイテムであると判断している条件は何?」といった質問も複数寄せられています。
そこで、「差分コピーの設定」と、「差分アイテムであるかどうかをSharegateが判断する方法」についてご紹介します。
 

差分コピーの設定

1. 移行元と移行先のオブジェクトを決定します。この画面まで到達したら、右下の
[Advanced Copy]をクリックします。

 
2. [Operation Mode] の[Copy if newer (incremental copy)]をクリックします。
この設定により、更新日付が移行元より過去の場合のみ、アイテムを置き換えます。

 
※移行先のアイテムが削除されていたり階層が異なっていたりした場合は、
新しいアイテムとして作成されます。
※Office 365でInsaneモードを使用する場合、Azure Import APIの制限のため、
移行先のすべてのバージョンが移行元のバージョンに置き換えられます。
他にも[Operation Mode] には、「重複したアイテムの名前を変換しコピーする」
等のモードが存在します。詳しくはこちらを参照ください。
 
差分アイテムであるかどうかをSharegateが判断する方法は、リストのアイテムかドキュメントかで異なります。ドキュメントの場合はファイル名で判断しています。
一方リストのアイテムの場合は、Sharegateがリストによって最適なキー(フィールド)を決定します。
 
 
いかがでしたでしょうか。 今回はレポーティング機能とマイグレーション機能に絞って情報共有いたしました。次回はまた別の機能についての情報共有もしていきたいと思います。 次回以降も読んでいただければ幸いです。
 
※今回記載した回答は、現時点での仕様をもとに作成しましたので、Sharegateのアップデートに伴い変更される可能性があります。

第1回 Azure Machine Learning のチュートリアルを試してみた

はじめまして、テンダの鈴木です。
今年で入社2年目で、現在Azure について学んでおります。
その中でもAzure Machine Learning について焦点をあてて、調査をしています。
そこで、Azure Machine Learning について学んだ内容や、研究開発で作成したサンプルプログラムについて、投稿していきたいと思います。

今回は初回なので、「Azure Machine Learning とは何か」というテーマで書いていきます。

■Azure Machine Learning とは?

Azure Machine Learning (以下AzureMLと記述)は、Microsoft が提供するクラウドサービスセット「Azure」の中のひとつで、名前の通り機械学習を行なうためのサービスです。

AzureML はコードを書く必要がなく、GUIでの操作が可能です。
そのため、ユーザーは簡単に予測分析ソリューションを構築、デプロイ、共有できます。

■機械学習とは?

AzureML が機械学習を行なう為のサービスだと記述しました。
しかし、そもそも機械学習とは何か…簡単に説明いたします。

大量の既存データから学習を行い、そこに存在するパターンを探し出して、次の行動、結果、傾向を予測する処理を機械学習といいます。
機械学習を活用しているサービスには、以下のようなものがあります。

  • 通販サイトにある「あなたのおすすめ商品」
  • 小売店の販売予測や自動発注
  • 顔検出

また、機械学習には「教師有り学習」と「教師なし学習」などの学習方法が存在します。
※教師有り学習:既にデータに付随されているラベルによって、教えられた構造を学習する方法です。
※教師なし学習:データのみから、規則性を見つけ出し学習する方法です。

機械学習は、人工知能(AI)における研究課題になっています。

■Azure Machine Learning を使ってみる

AzureML は、初めて使用するユーザーの為に、チュートリアルが用意されています。
AzureML を学ぶとっかかりとして、私はこのチュートリアルを行なうことにしました。

今回行ったチュートリアルは、「Machine Learning のチュートリアル」の記事です。「モデルの作成、モデルのトレーニング、モデルのスコア付けとテスト」の流れで、新自動車の価格を予測するモデルを作成します。
AzureML はどのように操作できるのか、簡単にモデルを作成できるのか…を確認します。


①モデルの作成

チュートリアルでは、AzureML で用意されている複数のサンプルデータから、自動車価格データを使用して、実験(EXPERIMENT)を作成します。
サンプルデータは、[Saved Datasets]の中の[Samples]に用意されています。

 

このサンプルデータを、分析が行なえる形に整理し、学習アルゴリズムで使用する列を定義します。
AzureML に用意されているモジュール[Select Columns in Dataset][Clean Missing Data]を使用してデータを整理した結果、値が不足していた列・行が削除され、定義した列のみ表示されています。

 

ここまでの作業で気になったのは、学習アルゴリズムで使用する列を定義するところです。
ここで選択する列によって、優れた結果が得られるかが決まるようです。


②モデルトレーニング

①で作成したデータを使用して、モデルのトレーニングとテストを行い、価格を予想する精度を確認します。
今回、価格を予測したいので、数値を予測する目的で使用される、回帰アルゴリズムを使用します。

[Split Data]モジュールを使用して、データをモデルのトレーニング用と、テスト用に分割します。
モデルのトレーニングとテストが何を行なうかは、以下の通りです。
トレーニング:自動車の特徴と価格の相関関係を検出します。
テスト:モデルが既知の価格を余禄する精度を確認します。
チュートリアルでは、トレーニングに75%のデータを使用し、③で行なうテストには残り25%を使用します。

学習アルゴリズムに回帰アルゴリズムを使用するを記述しましたが、今回は最も単純な線形回帰を使用します。
線形回帰モデルを使用するには、[Linear Regression]モジュールを用います。

ここまでの、マップは以下のようになっています。
とてもシンプルな形で、チュートリアルに従って進めていけば、1時間もしないでここまで出来ました。

 

③モデルのスコア付けとテスト
②で残っていた25%のデータに、[Score Model]モジュールを使用して、スコア付けを行い、価格を予測します。
今回の分析で、予測された新自動車の価格は、以下の通りです。

 

分析結果は、[Score Model]モジュールを右クリックし、[Scored dataset]>[visualize]を選択すると見ることが可能です。
また、選択してでてきたダイアログの右側にある、[visualizations]から以下のようなヒストグラムを見ることができます。

 

最後に、[Evaluate Model]モジュールを用いて、この予測結果を評価します。
今回の結果は、以下の通りでした。

 

上から、平均絶対誤差/二乗平均平方根/相対絶対誤差/相対二乗誤差/決定係数 になります。
決定係数の値が1に近づくほど、予測の精度が高いと判断されます。
今回のチュートリアルでは、決定係数が約0.9なので、比較的高い精度だと考えます。

■Azure Machine Learning を使ってみて

今回はチュートリアルのため、データが用意されており、学習方法が提示された状態で行なった為、簡単に結果を表示することができたと思います。
モデルに必要な列の選定や、使用する機械学習アルゴリズムの選択さえ出来れば、AzureML が用意してくれているモジュールを使用できるので、直感的に分析を行なえます。
しかし、予測結果の評価など、機械学習における前提知識はやはり必要になるので、まだまだ勉強が必要です。

また、Microsoft が提供している実験(EXPERIMENT)を見てみるのも面白いと思います。

次回は、AzureML の研究開発で作成するサンプルプログラムについて、投稿する予定です。

第1回 Sharegateに関する「よくある質問」まとめ

こんにちは。今回も前回に続いてSharegateについての記事を投稿したいと思います。
弊社では、Sharegateの保守業務も行っております。基本的に、既にSharegateを購入いただいているお客様からのお問い合わせを受け付けております。
そこで、これまでのSharegateについてのお問い合わせの中から「よくある質問」としてピックアップしたものを、今後のブログで何回かにわたってご紹介します。

① ライセンスについて

「Sharegateを今までと違う端末で使いたいが、ライセンスはそのままでいいのか。」
「SharegateのライセンスをDeactivateする時の手順を知りたい。」など、ライセンスの扱い方に関する質問が複数寄せられました。
そこで、「ライセンスとは?」「Sharegateを実際に利用する時にライセンスをどう扱えばいいの?」
に対する回答をこちらで共有したいと思います。

ライセンス = Sharegateの利用権利みたいなもの
そして、”Activate”を行うことでライセンスを使用できるようになり、
”Deactivate”を行うことでライセンスを使用できない状態にします。

では、「使用できない状態にする」シチュエーションとは?
主に以下の2つです。

A. 今までSharegateを使っていた端末とは別の端末で使用したい時
→ 今まで使ってた端末でライセンスをDeactivateして、
別の端末でActivateすれば使えます。

B. Sharegateをアンインストールする時
→ 1シートのみご購入いただいたお客様は、アンインストールする前に
ライセンスをDeactivateする必要があります。そうでない場合は、
アンインストール前に必ずしもDeactivateする必要はありません。

バージョン5.22から [Manage User License]という機能が追加されています。
ライセンスキーをActivateしている他の端末からDeactivateする事が可能になりました。

こちらの機能の追加により、Sharegateのアンインストール前にDeactivate
し忘れても後からDeactivateする事が可能です。

A. について、通常のDeactivateの手順をご紹介します。

1. 左下の[Setting]をクリックします。
Sharegate Setting

2. 左側の[Licenses]をクリックします。
Sharegate Licenses

3. [Deactivate Product]をクリックします。
Sharegate Deactivate

4. 図のようなポップアップメッセージが出現します。[Deactivate]をクリックすれば
Deactivate完了です。
Sharegate Deactivate Finish

B. について、[Manage User License]の機能を使用した場合のDeactivate手順についてご紹介します。

1. 先ほどと同じようにこちらの画面に行き、[Manage User License]をクリックします
(この先はブラウザ上での操作となります)。
Sharegate Manage User License

2. Deactivateしたいライセンスの[Deactivate]をクリックします。
この後、「Deactivateしてもよろしいですか」といった確認メッセージは表示され
ず、すぐにDeactivateされます。

Sharegate Deactivate

ちなみに、購入したライセンスが5シートであれば、1つのライセンスで最大5人まで利用可能です。

② トライアル版について

「Sharegateのトライアル版にはどんな機能があるのか。」
「Sharegateのトライアル版は、ダウンロードしてからいつまで使えるのか。」など、トライアル版に関する質問も複数寄せられました。
そこで、「トライアル版ってどんなもの?」「どうやってダウンロードするの?」
に対する回答ををこちらで共有したいと思います。

トライアル版は、ダウンロードしてから15日間利用できます。
機能に関しては、Sharegate for Nintexと同等の機能を持っています。 Sharegate for Nintex はSharegate通常版より機能が多く、 Nintexの画面UIとワークフローを移行することができます。
その機能も含めて15日間で体験していただくというのがトライアル版の目的です。

利用期間以外にももう1つ制約があります。それは、たまに一部のアイテムやドキュメントがスキップされてしまうということです。

トライアル版のダウンロード~環境構築の手順も以下に記載します。

1. こちらからトライアル版をダウンロードします。
2. ダウンロードしたものをインストールします。
3. Sharegateを起動時にライセンスの入力画面が表示されます。
ダウンロード時に入力していたメールアドレスにライセンスが届いていますので、
そのライセンスキーを入力します。

③ 移行(マイグレーション)について

移行についての質問が最も多いのですが、今回はその中でも、「移行時の制限事項」に焦点を当てていきたいと思います。

「移行可能なアイテム数に制限はありますか。」という質問が複数寄せられました。
回答は「ありません。」ですが、移行するアイテムの数があまりに多いとそれだけ負荷がかかるため、移行に時間がかかるかもしれません。

移行時の負荷についての質問も多かったのですが、それはまた次回以降のブログで取り上げる予定でいます。
こちらに、移行時の制限事項が記載されています。

いくつか抜粋すると・・・
・ディスカッション掲示板リストの移行はサポートされない
・SharePointオブジェクト(リストやライブラリなど)の作成日は移行できない
・ワークフローのステータス、履歴、およびタスクを保持したままの移行はできない
といった制限事項があります。

いかがでしたでしょうか。
弊社に寄せられる質問を共有することで、「Sharegateを利用するお客様が少しでも楽に問題解決できれば」と思い、このシリーズを始めることになりました。
次回以降も読んでいただけてたら幸いです。

※今回記載した回答は、現時点での仕様をもとに作成しましたので、Sharegateのアップデートに伴い変更される可能性があります。

Sharegate 5.23アップデート内容のご紹介

はじめまして、テンダの明角です。
今回は先日アップデートされたSharegateの新バージョン5.23についてご紹介したいと思います。

今回のアップデートでは、主にSharegateの管理機能であるExplorerのUIが大幅に変更されました。
以下の画面を見ての通り、これまでは階層型のツリービュー表示でしたが、今回のバージョンアップでフラットビューになりました。
今までご利用頂いていたお客様は少し戸惑われるかもしれませんが、この変更に伴って便利な機能もありますのでご紹介したいと思います。
Sharegateアップデート情報
 

① 検索機能

この機能では、URLの文字列やページタイトル名などで検索が可能となります。
この機能により、目的のページを見つけやすくなります。
Sharegate 検索機能
 

② 階層の表示/移動

自分が現在参照している階層を表示し、かつ、階層の移動が可能になります。
以前のバージョンでも階層の確認や移動は可能でしたが、新しいバージョンの方が、確認範囲が狭くて済むということが特徴です。
Sharegate階層の表示・移動
Sharegate階層の表示・移動
 

③ フィルター機能

この機能は、オブジェクトの種類によって、表示/非表示を切り替えることができます。
例えば、[List]をクリックするとその階層内のリストのみを表示させることができます。
この機能により、「リストだけを検索したい」といった場合に「リストのみ」に絞り込むことができます。
Sharegateフィルター機能
 

④ 接続環境の切り替え

接続環境を登録すると、環境の切り替えがスムーズに行えます。
以前のバージョンでも可能ですが、以前は追加した接続環境が縦にどんどん追加される仕組みでした。
新しいバージョンでは左上に集約されるため、見やすくなっています。
Sharegate接続環境の切り替え
Sharegate接続環境の切り替え
 
如何でしたでしょうか。
画面のUIが大きく変更されましたが、便利な機能が増えているため、利用者としては大変使いやすくなっているかと思います。
また、Sharegateのメジャーバージョンアップが近々行われるという噂も小耳にはさみましたので、メジャーアップデートされた際は、変更点や新機能について配信したいと思います。

SharePointを活用した「施設予約システム」のご紹介

弊社では、SharePointを活用した企業内向けシステムを複数ご用意しております。
その中でも今回は、「施設予約システム」について軽くご紹介したいと思います。

■「施設予約システム」とは

「施設予約システム」とは、その名の通り、SharePointの機能を利用して「施設の利用予約をする」システムです。
他の利用との重複がないように予約情報を登録したり、該当日に該当施設が既に予約されているかどうかの確認をしたり・・・。
複数の施設を所有する組織が、施設の利用状況を管理しやすくするためのシステムです。
このシステムを導入することにより、施設の利用予定が被らないようにすることができますし、事前に予約可能な施設や時間帯が分かるため、利用したい施設を選ぶ際の時間を短縮できます。

■利用方法

施設を予約すると、タイムテーブルが表示されます。このタイムテーブルですが、優先して入手したい情報によって4種類に分かれます。
 
利用例①
「指定した日付に、どの施設が何時に予約されているのか一覧で確認したい」
以下のようなタイムテーブルですぐに確認可能です。また、深夜帯(24~早朝5時)を除いたものと、24時間丸々表示されるものの2種類のタイムテーブルをご用意しております。
 

 

利用例②
「指定した施設にどんな予約が入っているのか、月単位で確認したい」
以下のようなタイムテーブルですぐに確認可能です。
また、こちらも深夜帯を除いたものと、24時間丸々表示されるものの2種類のタイムテーブルをご用意しております。

 

 

また、タイムテーブル上で確認した施設や予約の情報をその場で参照・変更・削除することができます。
SharePoint標準機能のみですと、アイテムの参照・編集フォームはわざわざ「施設管理マスタ」リストや「予約管理」リストに遷移してから開かなければなりません。
しかし、こちらのシステムにおいては、余分なそのひと手間をかけることなく情報の参照・変更・削除が可能です。このように、予約情報をクリックするだけで予約情報の表示/編集フォームを表示できます。

 

 

同様に、予約情報の新規登録もタイムテーブルの上部の「予約登録」をクリックすることで可能です。


 

■導入のご案内

SharePoint標準の機能だけではなく、お客様の要望に合わせて所々カスタマイズされているシステムですが、
施設・予約情報の登録・編集・削除についてはSharePoint標準の操作方法で利用することができます。
SharePointを既に導入していれば簡単に利用することができる、この「施設予約システム」。
導入を検討したいというお客様は、ぜひお問い合わせください!
お問い合わせはコチラから